「2016年錦織選手に達成して欲しかったこと」で取り上げた、「2.グランドスラム、マスターズなどの大舞台でビッグ4ととにかく対戦すること」について、結果がどうだったか見ていきます。
2016年の錦織選手とビッグ4との対戦結果について
主要な大会での成績と、負けた対戦相手を見ていきます。
マスターズの結果(カッコ内は負けた時の対戦相手)
・BNPパリバ・オープン :ベスト8 (5位 ナダル)
・マイアミ・オープン :準優勝 (1位 ジョコビッチ)
・マドリード・オープン :ベスト4 (1位 ジョコビッチ)
・BNLイタリア国際 :ベスト4 (1位 ジョコビッチ)
・ロジャーズ・カップ :準優勝 (1位 ジョコビッチ)
・ウェスタン&サザン・オープン:3回戦 (21位 トミック)
・BNPパリバ・マスターズ :3回戦 (13位 ツォンガ)
ウェスタン&サザンとBNPパリバ以外は、ビッグ4と対戦できましたが、マスターズではビッグ4との対戦成績は全敗でした。特にジョコビッチ選手の壁は厚かったです。
こういう優勝を掛けて、何度も対戦して欲しいと思っていたので、おもいっきり跳ね返されはしましたが、個人的に望んでいた状況でした。
今のジョコビッチ選手やマレー選手に勝つのは至難の業ですが、こうやって何度も壁を叩き続けていけば、何が足りないかなど見えてくることもあるだろうし、いつか壁を突き破って欲しいです。
グランドスラムの結果(カッコ内は負けた時の対戦相手)
・全豪オープン :ベスト8(1位 ジョコビッチ)
・全仏オープン :4回戦 (12位 ガスケ)
・ウィンブルドン:4回戦 (13位 チリッチ)
・全米オープン :ベスト4(3位 ワウリンカ)
全豪オープンでは、ジョコビッチ選手相手に完敗でした。2016年最初に、いきなりビッグ4と対戦となり、この先の2016年シーズンは、こういう戦いになっていくんじゃないかなという、そう予感させるようなスタートとなりました。
全米オープンについては、こちらの記事で振り返っています。
「錦織、全米ベスト4!2016年のテニスを振り返って part2」
マレー選手を倒したところまでは、ほんとに素晴らしかったのですが、そこでスタミナを使い果たしてしまったという結果でした。ビッグ4と激闘を終えた後の次の試合で、プレーレベルの低下をどれだけ抑えられるかが、今後の課題になるのではないでしょうか。
リオデジャネイロ五輪の結果
・準決勝:マレー選手に0-2で敗戦
・3位決定戦:ナダル選手に2-1で勝利
リオデジャネイロ五輪については、こちらの記事で振り返っています。
「錦織、リオ五輪銅メダル!2016年のテニスを振り返って part1」
マレー選手に完敗した後、負け方が負け方だっただけに気持ちを切り替えるのは大変だったと思います。
ナダル選手との3位決定戦ではいろんなことがありましたが、すんなりストレートで勝てていたくらいの内容でした。結果的にあの状況から、ナダル選手にフルセットで勝ち切れて、メンタルが鍛えられたと思えば、結果オーライだったのではないでしょうか。
ATPワールドツアー・ファイナルズの結果
・予選ラウンドロビン:マレー選手に1-2で敗戦
・準決勝:ジョコビッチ選手に0-2で敗戦
全米オープンに続き、予選ラウンドロビンでマレー選手と激闘になったわけですが、今回はマレー選手が一枚上手でした。全米オープンで勝てたのがまぐれじゃない、錦織選手が確実に強くなっていると、そう印象付ける試合でした。
準決勝でのジョコビッチ選手との対戦については、違う記事で触れたいと思います。
今回はここまで。この話題は次回に続く。