前回の記事で、「ビッグ4と何度も対戦してきたこと」について紹介しましたが、もう少し結果を見ていきます。
2016年のビッグ4との対戦成績について
ビッグ4相手の成績です。()内は2015年の対戦成績。
・ジョコビッチ:6戦0勝6敗(2戦0勝2敗)
・マレー :4戦1勝3敗(2戦0勝2敗)
・フェデラー :0戦0勝0敗(1戦0勝1敗)
・ナダル :3戦1勝2敗(1戦1勝0敗)
見ての通り、2015年はビッグ4と対戦したのは、たった6戦のみでした。
2016年はフェデラー選手がツアー離脱ということもあって、対戦機会はありませんでしたが、それでもビッグ4相手との対戦は、2015年より倍近い13戦という対戦数でした。どの大会も安定して勝ち上がっているからこその数字ですね。
対戦結果は、へこむほどの圧倒的な負け数ですが、今まで勝ち筋が見えなかったマレー選手に勝利するなど、いつもなら根負けして自滅する流れでも、しっかり踏ん張れて戦えるようになってきていると思います。
マレー選手は、錦織選手を徹底的に研究して、弱点を付いてくる感じですよね。左右に振られた時にわざとスマッシュボールを上げてミスを誘うなど、錦織選手の弱点克服のために実践してくれる、マレー道場なんて勝手に呼んでいます。
それに上手く対処していくだけでなく、錦織選手もビッグ4の攻め方や守備の仕方などを吸収して、そういう戦い方を取り入れているような気がします。
錦織選手がある程度万全なコンディションなら、一方的にやられるという試合は減って来ているとは思います。別の機会で触れますが、万全でない時にどれだけ戦えるかが今後の鍵になってくると思います。
2016年のビッグ4以外の対戦成績について
ついでに、「ビッグ4以外との対戦成績はどうだったか」についても見てみます。
この10敗について、負けた大会と対戦相手、個人的な勝手な負けた理由を見てみます。
・ブリスベン国際:18位 トミック(全豪オープン前の調整の大会)
・メキシコ:43位 クエリー(よく覚えていません。ビッグサーバー相手に取りこぼし?)
・全仏オープン:13位 ガスケ(完全アウェイ&雨中断など、試合に集中しきれなかった?)
・ウィンブルドン:12位 チリッチ(怪我でまともにプレーできず途中棄権)
・ウェスタン&サザン:21位 トミック(リオ五輪から休みなく連戦で疲れが取れず)
・全米オープン:3位 ワウリンカ(ワウリンカも強かったが、マレー戦での疲労でもう限界)
・楽天ジャパン:34位 ソウザ(試合途中にいきなり故障発生で棄権)
・スイス・インドア:10位 チリッチ(決勝の舞台で力負け)
・BNPパリバ:13位 ツォンガ(スイス・インドアからの連戦で疲れが・・・)
・ファイナルズ:7位 チリッチ(マレー戦の疲れが取れず途中でいきなり崩れる)
10敗の内容も、試合途中棄権2回を含め、大会が連続で続いている場合など、疲労やスタミナ的な要素が絡んで負けているという印象です。
ランキング下位の選手とは、接戦になることはあっても、勝ち切れる勝負強さが身についてきていると思います。
もちろんトップ10に入っている選手とは、勝ったり負けたりとやってみないと分からない部分はあります。ワウリンカ選手、ラオニッチ選手、チリッチ選手、今年復帰したデルポトロ選手など、ビッグ4以外にも優勝を争うライバルは多いです。
今回はここまでです。