2016年のテニスを振り返っていきます。
第2回で紹介する出来事はこちら。
出来事その2:錦織圭選手、全米オープンでベスト4進出!
準々決勝:試合結果
錦織圭 3-2 マレー(1-6、6-4、4-6、6-1、7-5)
準々決勝で世界ランキング2位(当時)のマレー選手に勝利し、グランドスラムでは2014年の全米オープンで決勝に進出して以来のベスト4進出。
マレー選手は全仏オープン以降、ウィンブルドンで優勝、リオデジャネイロ五輪で金メダルを獲得するなど、世界ランキング1位(当時)のジョコビッチ選手より強いのではないかと思えるほど絶好調でした。
そして、リオデジャネイロ五輪での対戦で完敗したばかりということもあって、マレー選手に勝てるイメージを持つのが難しい状況の中、世界を驚かせる勝利でした。
試合前の見方はどうだったか?
直近のマレー選手の充実ぶりと、この試合が始まる前の両者の対戦成績を見ても、マレー選手の勝利が大方の予想だったのではないでしょうか。
錦織選手のマレー選手との過去の対戦成績は、1勝7敗。
2016年に2度対戦しているが、2戦2敗。
デビスカップ:錦織圭 2-3 マレー(5-7、6-7、6-3、6-4、3-6)
リオ五輪 :錦織圭 0-2 マレー(1-6、4-6)
2016年3月に国別対抗戦デビスカップで対戦した時は、試合時間4時間54分という死闘の末にフルセットで敗戦。この対戦までマレー選手に対して、大きな差を感じる対戦内容ばかりでしたが、この1戦でマレー選手に近づいたのではないか思える内容でした。
しかし、その後8月に対戦したリオデジャネイロ五輪の準決勝では、まったくいいところなくストレート負け。デビスカップでの対戦で近づいたと思えた背中が、また遠く感じた敗戦でした。
試合時間3時間58分の激闘の末に!
第1セットをあっさり取られた時には、やはり厳しいかと思える内容でしたが、見ている側の不安を吹き飛ばすくらい、錦織選手は互角の戦いを演じ、フルセットの末にマレー選手に勝利。
ここまで27試合中26勝と全米オープンでも優勝を狙っていたマレー選手の落胆ぶりも見ても、錦織選手のこの勝利は本当に大きなものでした。
最大の難関と考えられていたマレー選手に勝利したことで、やはりファンの期待は、どうしてもグランドスラム初優勝に向けられます。
錦織選手の調子もよさもあり、このまま2014年に果たせなかった優勝をと思っていましたが、勝利の代償は大きかったです。
いざ準決勝へ!
準決勝:試合結果
錦織圭 1-3 ワウリンカ(6-4、5-7、4-6、2-6)
準決勝では第3シードのワウリンカ選手と対戦。いい立ち上がりを見せたものの、30度を超える高温多湿の中、次第にガス欠状態に陥り、プレー精度が低下して逆転負け。
マレー選手との激闘の後、中1日ではリカバリできなかったようで、悔しい敗戦となってしまいました。
仮にワウリンカ選手に勝てていたとしても、決勝の対戦相手はジョコビッチ選手。グランドスラム優勝へのハードルは本当に高いですが、錦織選手が挑戦し続ける限り全力で応援していくだけです。
今回はここまでです。