こちらで取り上げた、「1.グランドスラム、マスターズのベスト4の常連になること」について、結果がどうだったか見ていきます。
2016年の主要大会での錦織選手の結果について
マスターズとグランドスラムでの錦織選手の結果をまとめました。
マスターズの結果(カッコ内は2015年の結果)
・BNPパリバ・オープン :ベスト8(4回戦)
・マイアミ・オープン :準優勝(ベスト8)
・モンテカルロ・マスターズ :欠場(欠場)
・マドリード・オープン :ベスト4(ベスト4)
・BNLイタリア国際 :ベスト4(ベスト8)
・ロジャーズ・カップ :準優勝(ベスト4)
・ウェスタン&サザン・オープン:3回戦(欠場)
・上海ロレックス・マスターズ :欠場(3回戦)
・BNPパリバ・マスターズ :3回戦(3回戦)
こうして並べてみるとすごいですね。マスターズで2回も決勝に進むなど、個人的には望んでいたような結果を出してくれて嬉しいです。
優勝の期待もありましたが、ジョコビッチ選手の壁は厚かったです。
結果が出なかった大会を振り返ってみます。
・モンテカルロはスケジュールの関係で毎年欠場。
・ウェスタン&サザンは、リオ五輪の激闘からの連戦で、疲れが取れず敗退。
・上海は、前の楽天オープンで怪我をしたため欠場。
・BNPパリバは、前の大会のスイス・インドアで決勝まで戦ってからの連戦となり、勝ち目前まで試合を進めたが逆転負け。
後半の方は、連戦での疲れや故障絡みで結果は出ていませんが、マスターズで安定して結果を残せたのではないでしょうか。
別の回で触れますが、この後半でポイントを稼げていたら、来年に向けてもっと良い形で繋がっていけたかなというところです。
グランドスラムの結果(カッコ内は2015年の結果)
・全豪オープン :ベスト8(ベスト8)
・全仏オープン :4回戦(ベスト8)
・ウィンブルドン:4回戦(2回戦)
・全米オープン :ベスト4(1回戦)
全豪オープンでは、準々決勝でジョコビッチ選手に敗れ、ベスト8止まり。第4シードまでに入れないと、どうしてもドロー運でこういう結果になってしまいます。
準々決勝でジョコビッチ選手やマレー選手と当たるドローだと、優勝に向けて勝ち抜いていく事を考えると、疲労面で厳しくなります。
全仏オープンでは、地元フランスのガスケ選手に負けましたが、完全アウェイの中でも、いい流れで試合を運んでいたのに雨で中断して流れが変わるなど、錦織選手の日じゃなかったと割りきりました。
もともとガスケ選手との相性は悪かったのですが、全仏前の2大会で連続してガスケ選手と対戦していて、その時は2回とも勝利していましたが、3回連続で当たるという何かやりづらい部分が出てしまったのではないのでしょうか。
ウィンブルドンは、直前の大会で左脇腹を怪我して棄権していて、大会自体出場できるのかという状況でした。いつ棄権してもおかしくない状態の中、4回戦まで進んで最後は試合途中棄権でした。むしろ、あの状態でよく勝ち上がっていけたと、そっちの方が印象に残っています。
全米オープンは、マレー選手を倒してのベスト4。準決勝でワウリンカ選手に負けてしまいましたが、一番の難関と考えられていたマレー選手に勝利できたのは、今後に向けて自信にもなったでしょうし、この先対戦した時も良いイメージが持って挑めるのではないでしょうか。
最後に
「主要大会でベスト4常連へ」については、しっかり結果が出せたのではないでしょうか。
コンディションの問題にもよりますが、万全な状態ならベスト4に行ける実力を確実につけてきていると思います。