「2016年錦織選手に達成して欲しかったこと」で取り上げた、「4.世界ランキング4位に入り、第4シードを取ること」について、どうだったか見ていきます。
なぜ世界ランキング4位以内にこだわるのか!?
グランドスラムやマスターズで優勝を目指すには、トーナメント表において優位なポジションに位置することが重要です。
怪我などアクシデントがない限り、第1シードと第2シードは、マレー選手とジョコビッチ選手で確定。第3シードか第4シードを取れれば、準決勝までこの二人と対戦することはありません。
第5~8シードでも、準決勝までこの二人と当たらない可能性もありますが、ドロー運任せになる上に、4回戦で第9~12シードとタフな相手と戦わなければなりません。
第3シードか第4シードであれば、4回戦の相手は第13~16シードの選手となります。
このように上位シードを取れれば組み合わせは有利になってきます。
準決勝、決勝で出来る限り万全な状態で挑むには、第4シードまでに入って、なるべく下位の選手と当たって、勝ち上がっていくことが理想だと思います。
世界ランキグ4位まであと一歩足らず!?
2016年シーズン前半は、安定してマスターズでベスト4以上に入るなど順調にポイントを稼いできました。
2015年シーズンは、全米オープン1回戦負けや、その後の上海とBNPパリバのマスターズでそれぞれ3回戦負けと、シーズン終盤で全くポイントを稼げていなかったため、2016年はこれらの大会で多くのポイントを加算できるチャンスでした。
そして、2016年の全米オープンのベスト4で一気にポイントを上積み。世界ランキング4位が視野に入ってきました。
ただ、4位を争っているワウリンカ選手が全米オープンを優勝して、2,000ポイントを取ってしまったのは誤算でした。もしワウリンカ選手が優勝していなければ、錦織選手が世界ランキング4位でシーズンを終えていたんですけどね。
全米オープン後に、楽天オープンで怪我をして上海マスターズを欠場。ATP500のスイス・インドアで準優勝してポイントは稼げましたが、その後のBNPパリバ・マスターズで3回戦負け。
ポイントを稼ぎたかったところで、怪我があったりと残念ではありましたが、1年間を通して、ほんと素晴らしい結果でした。
錦織選手、2016年世界ランキング5位!
皆さんご存知のとおり、錦織選手は2016年世界ランキング5位で終えました。
10月31日付けの段階では、一度世界ランキング4位まで上がりましたが、残念ながら4位キープはなりませんでした。
2016年の世界ランキングについての詳細は、次回の記事で書きたいと思いますが、簡単に6位までをピックアップしてみます。
2位 ジョコビッチ :11,780
3位 ラオニッチ : 5,450
4位 ワウリンカ : 5,315
5位 錦織 : 4,905
6位 チリッチ : 3,650
4位のワウリンカ選手とは410ポイント差、3位のラオニッチ選手とは545ポイント差が付いています。
1位マレー選手と2位ジョコビッチ選手とは大差が付いており、6位のチリッチ選手との差も1,255ポイント。現時点で4位争いは、錦織選手、ラオニッチ選手、ワウリンカ選手の3人ですね。
最後に
とりあえず今回で「2016年錦織選手に達成して欲しかったこと」についての記事は終わりになります。応援する側としては、出来過ぎなくらい充実した1年でしたし、ますます来年が楽しみになりますね。
2017年も引き続き、世界ランキング4位争いが熾烈になってくると思いますが、後日、別の記事で詳しく見ていきたいと思っています。