2016年のテニスを振り返っていきます。
第4回で紹介する出来事はこちら。
出来事その4:デルポトロ選手、度重なる故障からの復活!
2016年の明るい話題はデルポトロ選手が手首の故障から約2年ぶりに完全復帰したことです。
2014年3月に手首の手術を行い、その後の2014年シーズンのツアーを全て欠場。
2015年シーズンは2度復帰してはいるが、2回とも出場した直後に手首の手術を行っており、2015年シーズンもデルポトロ選手の活躍する姿は見られませんでした。
故障前はどんな活躍をしていたのか!
主要な大会の優勝がビッグ4で占められ中、彼らと互角に戦っていたのがデルポトロ選手でした。
ビッグサーバーであり、強力なフォアハンドストロークが武器で、高い打点から繰り出される強打はほんとに脅威でした。
【2014年に怪我をするまでのデルポトロ選手の簡単な経歴】
・シングルス最高ランキング:4位
・2009年全米オープン:優勝(20歳11ヶ月)
2005年全仏~13年全米まででビッグ4以外の唯一のグランドスラム優勝者
・グランドスラム最高成績:全豪ベスト8、全仏ベスト4、全英ベスト4、全米優勝
・2012年ロンドン五輪:銅メダル
錦織選手をずっと応援しているファンなら、デルポトロ選手の強さをよく覚えているのではないでしょうか?
2012年のウィンブルドン、ロンドン五輪で戦った際に、本当に相性が悪い相手という印象を受けました。ストロークで勝負する錦織選手に対し、強力なストロークでことごとく跳ね返してくる、勝機を見出すことが難しい、それくらい強かったです。
2016年に復帰してからは、バックハンドでスライスを多用する場面も見られますが、当時は両手のバックハンドも安定感があり強力でした。個人的な印象ですが、ほんとに弱点らしい弱点がなかったのではないかなと思います。
今度こそ完全復活か!?
2015年も復帰直後にすぐ離脱するという形だったため、今年復帰した時は再発だけはしないで欲しいそんな思いでした。
2月に復帰してからは、着実に試合をこなし、復活を印象付けたのがリオデジャネイロ五輪の銀メダル獲得です。1回戦でジョコビッチ選手、準決勝でナダル選手を倒して決勝進出。決勝ではマレー選手に敗れはしたものの、久しぶりに強いデルポトロ選手を見ることができました。
リオ五輪:主な試合結果
準決勝:デルポトロ 2-1 ナダル(5-7、6-4、7-6)
決勝:デルポトロ 1-3 マレー(5-7、6-4、2-6、5-7)
迷惑ノーシードの存在に!
10月にはストックホルム・オープンで約2年9ヶ月ぶりにツアー優勝をし、デビスカップでアルゼンチンを優勝に導く活躍も見せ、いよいよ今後が楽しみになってきました。
しかし、ATPツアーポイントをほとんど失っているため、ランキングが中々上がってこないデルポトロ選手。これがシード上位選手にとって本当に厄介で、グランドスラム1回戦でいきなりデルポトロ選手と当たる、シードに近い山にいると言った状況が出てきます。
選手本人はもちろん、応援している選手のいるファンにとっては、トーナメント表が決まるときに一番気になりますよね。迷惑ノーシードなんて言われています。
・2016年最終ランキングは38位
・2度目のATPアワード・カムバック賞を受賞
来年には順調に行けばランキングトップ10内に入ってくるのではないでしょうか。
今後のデルポトロ選手の活躍に注目です。
今回はここまでです。